美容師になろう!

Bee-ms group 社長インタビュー記事

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株式会社ウェーヴジャパン(Bee-ms group)

代表取締役社長 坂之上勇次氏

「美容師になろう!」の目的は人材が集まり育ち永く活躍できる美容業界にする事。そして、表面的な華やかさ、お洒落さだけでなく、仕事の本質を経営者がどう考えているのか発信する事が必要と考えました。今回は社員一丸となった理念経営で、新たな価値観の創造のもと、成長を続けるビームズグループ率いる株式会社ウェーヴジャパンの若き経営者、坂之上勇次氏のお話をご紹介します。

 

 

株式会社ウェーヴジャパン
代表取締役社長 坂之上勇次 yuji sakanoue

1977年岐阜県出身。父の一彦氏が1979年に創業したビームズを引き継ぎ代表取締役社長に就任。ビームスグループとして東海地区を中心にヘアサロン14店舗、ネイルサロン15店舗、アイラッシュサロン11店舗、リラクゼーションサロン2店舗を運営、社員数230名、11期連続右肩上がりの成長中の企業。「人としての成長、企業としての成長」に機軸をおき、物事の本質を重要視し理念経営を貫く。また「ズレのない会社経営」を目指し2016年1月には名古屋市美容業界では初となる行政主導の「女性活躍推進企業」の認定を受ける。

美容を通じて人々の美的生活を豊かにしていく

ページ左上 私たちビームズグループがが目指していること。それは『美容を通じて、人々の美的生活を豊かにしていく』ことです。
私たちは美容の領域を「衣食住」の中の「衣」と捉え、髪のことだけでなく、服を着ていない部分の全てを美しくすることを目指します。
また、「衣」は「医」とも捉えることができますので心と身体の健康もテーマに取り組んでいます。
そして、「住」にも関わり美的生活を楽しむために必要な環境、住まいづくりも、私たちのテーマとなり得るのです。
つまり私たちは美に関わるあらゆる事業を開発し、展開していく会社です。
そして、『感謝』『感動』『愛情』『思いやり』『躾』という5つの基本理念を行動の規範においています。
当社では何かを決定するときに必ず「理念に合っているかどうか」を基準に考えています。

何のために働くのか

5つの基本理念を語る前提にある事は、働くという事の本質です。
人は何の為に働くのでしょうか?お金の為?名誉の為?そうではありません。
働く事=「人のお役に立つ事」をする事です。
お客様、社員、会社の「お役に立つ事」を一生懸命やっている人が「ちゃんと働いてる人」です。
ちゃんと働いてない人は、お役にたとうと思ってない人、行動してない人です。
与える事が大切です。
例えば、お客様、社員、会社の関係の中で、会社が、社員、お客様に与えない。社員がお客様、会社に与えない。こうなったら、争いになります。
会社はお客様から、対価としてお金を頂いています。
頂いたお金から社員にお給料含め教育、環境の投資をします。
投資を受けた社員は成長しながらお客様により良い技術、接客、サービスを提供します。
満足したお客様が対価としてお金を会社に支払って下さいます。
このストーリーが大切で、このストーリーの中にある様々な細かい仕組みや動線を考え、計画するのが経営陣です。
そして、それを実行するのが社員です。
実行できる環境を作るのが会社です。
こういった事を常に、1年目の社員からトップまでがサロンの中で、共有出来てるかどうかが大事だと思います。

社員が活躍でき長く働ける会社つくり。女性活躍推進企業の認定

そういう会社の在り方を前提として、ビームズグループでは社員の成長の為に活躍できる環境作りに取り組んでいます。
そのひとつがが女性活躍推進企業の認定(※)です。
日本政府も「女性が輝く社会」とスローガンを掲げているように女性の労働力に期待が高まり待機児童の問題などに取り組んでいます。
女性が働く割合が圧倒的に多い美容業界なのに、女性の雇用環境の整備は遅れていたため、結婚後に美容業界から離脱してしまうという残念な事になっていましたが、時代の変化と共にここ数年で結婚、出産後も働けるなど、女性の雇用環境を整える企業も増えて来ました。
女性活躍推進企業とは、その名の通り、女性が活躍する職場創りを推進し環境整備をしている企業に対して贈られる認定表彰です。
美容業界で問題になっている離職率の高さ、社会保険、時間外労働等の労務管理、復帰に対する受け皿と支援、正社員女性幹部育成、そういった様々な面をクリアし、独自の取り組みをしている当社が認められ認定表彰されました。
表彰企業はトヨタ、電通、JR東海、第一生命など上場大企業ばかりですが、美容業界では当社が初です。
女性が働きやすく将来設計がしやすい環境創りと、取り組みに対しての実績、またこれからの新しい取り組みも含めた事業計画が認められたことは非常に喜ばしい事です。
当社のような企業が今後増えて行くことを希望しています。

社内マーケティングで社員の将来を知る

女性社員に限らすビームスに入社して将来どうなりたいのか?を知る事はとても重要です。
それを知るために、当社では不定期ですが、正社員、パート社員全員にアンケートを取りどのような道に進みたいのかを聞いています。
長く正社員で働きたいのか、パートで時短社員になりたいのか、広報や事務などの仕事に就きたいのか・・。
という聞き方で回答を得やすいようにしています。
最近の結果は幹部社員になりたいと答えた社員が50名。
そして、99%の社員・パートさんがずっとビームズで働きたいと答えています。
この結果から単純に50店舗の店舗ができますし、社員数も増えて行くことが予想できます。
経営者は一人ひとりの社員の夢や目標、進みたい道を知っていないといけません。
知らないとそもそも次の一手が打てませんし経営者のエゴで終わってしまいます。
社員が何を考えてどこへ進みたいのかを把握した上でこれからの店舗開発、事業展開を計画しないといけません。

つながりを大切に次の10年へ挑戦

当社は2015年で設立10年目を迎えました。
理念の下、美容師、ネイリスト、アイデザイナー、エステティシャン、セラピスト、ビューティ-コーディネーを育成しトータルビュティー展開、拡大して来ました。
昨期は11年連続の増収、増客という結果に終わり、10年の過程の中で2億の壁、5億の壁、10億の壁を越え、社員も200名を越えた所で次の目標300名、20億へチャレンジしています。
目的は売上規模ではないですが、社員の数=売上規模=お客様の数=理念達成度=社会貢献=目的 と考えていますので、「美的生活を豊かにする」という理念の元、今後も走って行きたいと思います。
これまでの10年間は、比較検証をしながら小さなチャレンジを積み上げ、右往左往しながら基礎を築いてきた10年間。
うまくいくこともあれば、全くうまくいかないこともありましたが、仲間が増える事、お客様が増える事でモチベーションを持ち続け安定しています。
これからの10年間は、もちろん誰にも予測不可能な10年になるわけですが、10年後は私も49歳になってますから、 軸はぶらさずに素直さを持ち、More haste, less speed【急がば回れ】で、じっくりと急ぎたいと思います。
2016年度も新たな仲間が増えました。ビームズのイズム継承者を増やし、東海地区で圧倒的な結果を残す組織として成長していきます。

※女性の活躍推進企業認定・表彰制度概要。
名古屋市内で女性がいきいきと活躍できるような取組をしている企業を認定し、その中で特に優れた取組をしている企業や個人を表彰します。http://www.city.nagoya.jp/