これからの美容業界を担う若者の思考とは〜前編〜

これからの美容業界を担う若者の思考とは〜前編〜

こんにちは。求人王子です。

全国的に緊急事態宣言も解除され徐々に世の中に活気が出てきたのではないかと思っております。
引き続き新型コロナウイルス感染にはお互いに気をつけていきましょう!

さてこれから採用に向けての検討が出てくると思いますので、今回は美容学生さんの思考についてお伝えしたいと思います。

全国の美容学校の先生から話を聞くと今の学生さんの共通して言われる事の多くは次の2つです。
『自分がやりたい事はすぐにでもやりたい!』
『将来像が明確に出来るところで働きたい!』

ここで少し考えていきたいと思います。

ことわざで『石の上に三年』と言う言葉があると思います。
語源としては、冷たい石の上に三年座っていれば温かくなる事から、辛く苦しい事でも続けていれば報われると言う事です。

今その言葉が徐々に通用しなくなっていると以前新聞記事で見かけました。

美容学生さんに限らず一般企業に就職を希望する学生さんも以前の様に何がなんでも大手企業が目標!
では無くなって来ているとの事です。大手企業ゆえに、

・自分のやりたい事ができない。
・組織が細分化されている為、出来る事が限られている。

その事により、大手企業を退職してやりたい事が出来るスタートアップ企業への転職が徐々に人気が出て来ているとの事です。

美容学生さんに例えるとどうでしょうか?

おそらく、ハッ!って思う事があると思います。
今の若い方は今までやって来た固定概念からの脱却を求めているのです。
『変化に対応して欲しい』それが学生さんの答えです。

メンズのみをやりたいとかネイルが好きとかヘアアレンジが好きなど個々にやりたい事を主張してくる学生さんもいると思います。

そこに新規ビジネスが存在していかもしれません。
学生さんのやりたいことを受け入れることで新たな道が切り開かれるかもしれません。

ただし、美容師は職人業でもあります。
下積み期間といわれるアシスタント時代をどう過ごすかが非常に重要です。最初のアシスタント期間を充実させる事で美容師としての未来が変わると思います。

ではどの様にしてギャップを埋めていくのかを次回お伝えしたいと思います。

それではまた次回!!