2019年3月29日

サロン選びのポイント

サロン選びの前に「自分はどうなりたいのか」を考える事が必要です。その事を考えて行きましょう。
そして気になるサロンがリストアップできたら巻末の「就活サロンカルテ」に記入しましょう。

自分自身について考えてみよう
意外と自分の事をわかっていない人が多いです。仕事は自分の能力を提供し、開花する場所。
まずは自分自身について改めて考えてみましょう。
□長所・短所
□尊敬する人
□良く読む雑誌や本
□趣味・特技
□好みのファッション
□今まで一番頑張った事
□好きな音楽

なぜ美容師を目指したのか改めて考えてみよう
面接の際に必ず聞かれますので整理しておきましょう。また、これから社会人として歩む際にも初心を忘れない事が大切です。「小さい頃から髪を触るのが好きだった」「通っていた美容師さんに憧れた」「人に感謝される仕事に就きたかった」など人それぞれだと思います。

どんな美容師になりたいのか考えよう
こちらも面接の際に必ず聞かれます。イメージできない人は憧れの美容師さんがいたら思い出して何が良かったのか書いてみましょう。「話が楽しかった」「自分の髪の悩みを解決してくれた」「技術が上手くて安心できた」など。その事イコール、あなたが「なりたい美容師」です。

どんな人生を送りたいか考えよう

人生が続く事がわかりましたね。人生を送る為にサロン選びはどんな所をポイントにすれば良いのでしょうか?雰囲気とか、休みが多いとか、デビューまで短いとかそういう表面的ではない事がわかりますね。
そうです。 将来像が描けるサロンかどうか。という点が一番大切です。


これからどういう時代なのでしょうか?

これから皆さんが生きて行く時代は、お父さん、お母さんの生きた来た時代と全く違います。
これからどういう時代なのか、見て行きましょう!

(1)人口知能社会
2030年。今ある49%の仕事がなくなる!?と言われています。
では、どんな仕事が無くなるのでしょうか?AI、人口知能社会と言われるようにコンピューターや機械、ロボットに変わる仕事が無くなると言われています。これから残る仕事は「人」でないとできない仕事です。では、美容師はどうでしょうか?
美容師は残る仕事と言われています。
※2013年オックスフォード大学オズボーン博士の論文「雇用の未来」で発表されました。

(2)情報爆発化社会
情報爆発化社会と言われています。
今でこそ情報が多いのに、これから一気に増えるそうです。情報には2種類あります。それは、「本物の情報」と「にせものの情報」です。サロンの情報も溢れています。スマホの中の情報をうのみにしないで、足を運び、自分で確かめる事が大切です。
情報爆発(出典: Horison Information Strategies, cited from Storage New Game New Rules, p.34,IDC. The Diverse and Exploding Digital Universe 2020

(3)人口減少・少子高齢化社会
2018年、日本人の平均年齢は46歳を言われています。65歳以上が4人に1人、女性だけ見ると65歳以上は3人に1人です。15歳から64歳の労働人口も減少し働き手の不足から外国人労働者の受け入れ、人口知能の活用、美容業界では生涯美容師という事が言われています。

2018年
日本人の平均年齢・・・46歳
65歳以上が4人に1人
女性・・・65歳以上は3人に1人
日本人の平均寿命
 男性 80.98歳
 女性 87.14歳

労働人口の減少、少子高齢化加速

美容師の働き手の減少

生涯美容師、復職支援

生涯働ける環境を創るサロンが増えて来ました。
本誌で紹介するサロンの殆どがそうです。