自己PRには何を書けば良いですか?

自己PRで一番書いた方が良い事は「学生時代に頑張って来た事、その成果」です。部活動やアルバイトを継続している事は非常に好印象です。またコンテストに参加していれば立派なPRになります。賞を取っていなくても、コンテストに望むまでの努力は評価して頂けます。また、近年ではインスタグラムやYouTubeでの発信が自己PRに繋がっています。美容師は自己発信、自己ブランディングが求められる仕事ですので、SNSは美容師になった時の事を考えて、美容に関する内容を中心に発信しておくと良いでしょう。

サロン見学の注意点はありますか?

まずサロン見学の時からどんな人物なのか見られている事を意識しましょう。服装、ヘアメイクはもちろんですが、挨拶をしっかりして礼儀正しい振る舞いを心がけましょう。一番大切な事は、予め質問内容を決めておくという事です。そして質問に対する答えはしっかりメモを取りましょう。また、サロン見学に行くまでにそこのサロンの情報をホームページやインスタグラムでチェックしておくと質問を決める際に役立ちます。インスタグラムはフォローしておくと良いでしょう。くれぐれも約束の時間に遅れないよう余裕を持って出かけて下さい。

スタイリストデビューまで早い方が良いですか?

近年、スタイリストデビューまでの期間がサロンによって差があるようになって来ました。
サロンが発信されている内容を見ると早くて1年半、長くて3年です。2年から2年半が多いです。しかし、これはあくまでもカリキュラムがその期間でデビューできるように組まれている、という事ですので、取材をしていますと、1年半のデビューのカリキュラムでも3年かかる人もいますし、逆に3年のカリキュラムで2年半でデビューする人もいます。ですので本人のやる気、いつまでにデビューしたいのか明確な目標を持つ事が必要です。
またデビューが1年とか、1年半とか早くカリキュラムが組まれている場合は、検定に合格したメニューから主担当でお客様に入れるカリキュラムになっているようです。逆に3年の場合は、カラー、パーマ、カットなど一通りが合格してデビューという基準になっているようです。カラーのみ主担当に入れるカラーデビューであれば半年で可能なサロンも増えて来ました。ですので、スタイリストデビューと一口に言っても内情は様々ですので、しっかり質問してみましょう。
その上で、判断されると良いです。

サロンを選ぶ時に何を基準にしたら良いですか?

編集部で、美容学生1年生の500名にアンケートした所、1位が雰囲気、2位が給料、3位が人間関係でした。
雰囲気、人間関係を見るのはサロン見学が絶対必要になります。そこで働くスタッフの皆さんと実際お話をしてみましょう。
また給料など待遇面に関しては、求人票を見て、手取り金額をチェックしましょう。また初任給が多くてもアシスタント時代は殆ど昇給がないサロンもありますので、初任給だけでは無く、どのように昇給して行くのか、それは求人票に書かれていない事が多いので、しっかり質問しましょう。